鉄骨と誠実に
向き合う

建築の現場において、鉄骨の生産過程はとても不透明です。それは、すべての鉄骨が鉄骨業者の工場の中で生産され、現場へと搬入されるから。
工場での生産の状況は、設計者や現場監督さんにもわかりにくく、すべてを理解し見届けることはできません。
だからこそ、私たちは鉄骨と誠実に向き合うことを何よりも大切にします。
ファブリケーターの仕事は、人の命と財産を守ることが大前提。私たちの作った鉄骨が、すべての人にとって安心できるものであるために、
社員一人一人がどんなに大変な状況においても高いクオリティを維持し続けるための教育を第一に徹底しています。
たとえ普段の1.5倍の手間がかかったとしても、私たちは安全な鉄骨づくりを追求します。
人の目に触れない場所で、どれだけ誠実にものづくりができるか。それは、私たち職人のポリシーであり、プライドです。

現場ファーストで
納期は遅らせない

当社で図面を描く人間は、全員が現場監督を経験しています。
その苦労を肌で感じてきた私たちにとって、現場の負担を減らすことは大切な仕事の一つです。
建物のカタチを作る鉄骨。こだわって作っているからといって、その生産が遅れてしまえば、後に続くすべての作業が滞ってしまいます。
時間をかけるべき局面ではとことん丁寧に、しかし作業と作業の合間には一切の無駄を作らない。それが私たちのあるべき姿です。
当社では、職人一人一人の高い技術と豊富な知識に加え、自分から考えて動こうという主体性がこのような洗練された製造工程を実現しています。

誇り高く、強く、
美しい仕事

これまで業界で培われてきた「熟練の技」とは何か?
それを紐解き、分析することで、鉄と溶接を論理的に理解することができます。こうしてデータ化された「勘に頼らない熟練の技」を共有し、若手からベテランまで、ハイレベルでスピーディーな技術習得につなげています。
当社では、成果品はすべて独自の基準で厳しくチェック。職人全員が多能工として活躍できるよう育成することで、分業制を排し、
職人一人一人が最後まで誇りと責任を持って取り組む体制を徹底しています。
溶接一つをとっても、誇り高く、強く、そして美しく。私たちが作る鉄骨は、その一つ一つが自信を持って主張できるものでなければなりません。
当社では、そのための手間ひまを決して厭わないことをお約束します。